賃貸住宅の造りの違い

賃貸住宅を借りる際、アパートかマンションかで迷うことがあります。アパートとは、木造や軽量鉄骨造の建物で二階建てまでです。ハイツやコーポとついている賃貸物件もありますが、これらは全てアパートに分類されます。それに対し、マンションは三階建て以上で木造以外の建物を指します。

明確な区切りがあるわけではありませんが、これらが大まかな違いです。賃貸を探す時、同じような条件ならマンションの方が高くなります。マンションは耐震性に優れ、遮音性もしっかりとしています。小さなお子様のいるご家庭が1階以外を借りるときには周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと不安になりますが、造りのしっかりとしたマンションなら音漏れの心配がありません。

ただし、賃貸で貸し出されているようなマンションはよほど高級でない限りは全ての生活音をシャットアウトできるほどの遮音性ではありません。そこまでの物件を求める場合には分譲タイプを探すべきです。アパートは生活音が聞こえやすいので、神経質な人には向きません。耐震性に関しては、新しい建物なら問題ないレベルになっているはずです。

家賃の面では、古いマンションよりも新しいアパートの方が高いというケースもありますので、トータルで考えるべきです。古いアパートはそれなりにリスクを伴いますが、比較的新しい物件なら設備も揃っていることが多いですし、室内もきれいなので住みやすいはずです。あとは、何にこだわるかで決めることが大切です。

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